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ランニングを楽しみたい方必見!ランニング中に音楽を聴くメリット

この記事を監修したのは

高山敦史

 パーソナルトレーナー
インフルエンサー

略歴

某大手スポーツクラブでパーソナルトレーニングの顧客数3年連続1位。
その後、独立。ランナー専門のパーソナルトレーナーとして活動し、【YouTube】タカヤマラソン チャンネルにてランニングメソッドを配信中。チャンネル登録者数8.56万人(2023年10月25日時点)

資格

JATI認定トレーニング指導者

URL

https://takayamarathon.com/profile/

監修者コメント

高山敦史

本日は、「音楽がランニングに及ぼす影響」をテーマにしたいと思います。
さて、皆さんは音楽を聴きながら走ったことはありますでしょうか。

大部分の方が「ある」と答えるでしょう。
僕も基本的に走る時は、音楽を聴きながら走ることが日課です。
外を走っていても、ほとんど耳にイヤホンをしています。

それくらいランニング×音楽というのはセットになっています。

では実際、音楽を聴くことによって、ランニングのパフォーマンスにどういった影響があるのか?今回はこれを解説していきます!

音楽を聴きながら走ることの効果

まず、あるアンケートでの「音楽を聴きながら走るか?」という質問への結果は、「聴きながら走る」と答えた方は47%、「聴かない」と答えた方は53%でした。

半分の方が「聴きながら走る」と回答しております。

聴きながら走る方は、
・テンションが上がる
・暇だから
・リズムが作れる
・聴くと速く走れる
といった理由があるようです。

では実際、音楽を聴くと身体にどういった効果が表れるのでしょうか。

①ランニングの負荷軽減

まず音楽を聴きながら走ると、「走るのが楽に感じる」という感覚を覚えることがあると思います。
これは気のせいなのかというと、実はそうではなく、特に好きな音楽を聴くと、その効果は高くなります。

自分が好きな曲や陶酔するような曲を聴くと、「ドーパミン」という物質が放出されます。
ドーパミンが放出されると、わくわくした感情や喜びの感情が生まれます。
そのため、好きな曲というのは何度も聴きたくなるというわけです。

こうした脳内物質が放出されていることで、きついランニングでも楽しい気分でクリアすることができ、きついランニングでも長時間続けることができるという事です。

また、きつい運動中に好きな音楽を聴いてドーパミンを出すことで、「ランニング=楽しい」と脳が思ってくれるので、「ランニング自体を楽しむ」と脳をコントロールすることも可能ではないか、とも思います。

このように、音楽を聴くことは「ランニングの負荷を軽減する」というメリットがあります。

②パフォーマンスアップ

また、音楽にはランニングと共通する「リズム」があります。

ランニングにはピッチという大切なリズムがあります。
そして音楽にもピッチが存在します。

この音楽のピッチを有効活用していきましょう。
例えば、スピードを上げてリズムよく走りたい場合、通常のジョギングよりもピッチは上がりますよね。
こういう時はピッチが速いアップテンポの曲を聴くことをおすすめします。

音楽は基本的に、録音しているものを聞いているのでピッチが変わることはありません。
逆に僕たちの身体は状態やシーンによって速く動いたり、ゆっくり動いたりします。

速く走りたいときは、アップテンポの曲を聴くことによって、自分の身体をテンポよく動かすことができます。

逆にクールダウンやリカバリージョグの場合は、体を回復させていきたいので、ゆったりとしたテンポの曲を流すことによって、気持ちを落ち着かせ、スローペースで走ることもできます。

音楽に自分の身体を合わせる、ということですね。

音楽のリズムを有効活用すれば、自分の走りたいシーンに合わせた曲を聴くことによってパフォーマンスを上げることに繋がります

いかがでしょうか。
こう聞くと、音楽を聴きながら走ることは非常に効果的だと思いますよね。

イヤホンをするシーンの注意点

ただし、ひとつ皆様に注意していただきたいこと。
それは、大会中のイヤホンについてです。

多くの大会は、イヤホン着用については「日本陸上競技連盟競技規則に準ずる」という記載があります。
その中で「携帯電話などの機器を競技エリアで使用することは助力になるため使用禁止」と記載があります。

もちろん大会によっては、安全のため、携帯の所持を推奨している大会もあります。

多くの方が、携帯電話からイヤホンに音楽を流していると思います。
なのでレース中に音楽を聴くのは禁止という事になります。

また、イヤホンをしていると、応援が聞こえない、という事もありますので、これは本当に勿体ないですね。
大会の醍醐味は、沿道からの後押しで走ることができるということです。
それが力になって最後まで走ることができた、という方も少なくありません。

また人が多い大会だと、イヤホンをつけると周囲の状況がわからずトラブルになることも多いです。

なので、レースの時はイヤホンを外す方がいいといえるでしょう。
イヤホンをつけて走るのは、練習の時だけにするのがよさそうですね。

大会中はイヤホンを外し、声援というBGMを最大限に活用してくださいね!

本日のコラムはいかがだったでしょうか。
シリアスに走る、というのも格好良いですが、音楽を活用し、ランニングそのものを楽しめるようにしていきましょう!

監修者コメント

高山敦史

皆さん、いかがだったでしょうか?
僕のYouTubeチャンネルでも解説しておりますので、ぜひご覧ください!

本記事のまとめ

まとめ
  • 音楽を聴きながら走ると、ランニングの負荷が軽減
  • 走るピッチに合った音楽を聴くと、パフォーマンスアップに繋がる
  • レースの時はイヤホンを外して、沿道の応援を聞いて走ろう

出典

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