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ランニングの悩み

ランニングの悩み

近年、ランニングは大きなムーブメントとなっており、週末に公園や街中を走る市民ランナーも増えています。毎年恒例の「東京マラソン」や「大阪マラソン」、「神戸マラソン」、「京都マラソン」など、注目のレースが続々と開催され、市民ランナーが参加できるレースが増えています。
しかし、「どんなトレーニングをしたらいいのかわからない・・・」「すぐに疲れてしまう・・・」など疑問や不安はつきものです。
そこで、延べ200人以上の市民ランナーを指導してきたランニングチーム「Harriers(ハリアーズ)」代表の安喰太郎(あぐいたろう)さんに、市民ランナーのための長く、ラクに続けられるランニング術についてお話を伺いました。

ランニングチーム 「Harriers」代表 安喰太郎(あぐいたろう)さん
ランニングチーム 「Harriers」代表 安喰太郎(あぐいたろう)さん
1974年 千葉県柏市生まれ。
1997年、早稲田大学卒業。早稲田大学では3年次まで競走部に在籍しマネージャーを務める。
卒業後は業界紙記者、「ランナーズ」(現在、株式会社アールビーズ)勤務を経てイギリスへ留学。
陸上競技のコーチ資格(UK Athletics Level 2)を取得。
帰国後の2005年10月、会員制ランニングチーム「Harriers」を立ち上げ、代表を務める。
2011年9月現在、延べ会員約240名。
35歳を過ぎてからフルマラソンで自己ベストを出すなど、ランナーとしても活躍中。http://www.harriers.jp/

市民ランナー200名に
聞きました!

市民ランナー200名に聞きました!

市民ランナーに「普段感じているランニングの悩み」について聞いたところ、「フォームに自信がない」「長い距離が走れない」「疲労が残る」という声が多いことがわかりました。
アンケート結果について安喰さんにお聞きしたところ、「会員のランナーにも同様の悩みをもつ方が多くいます。
「フォーム」「距離」「疲れ」は、ランナーの3大悩みともいえます。この3大悩みについて、普段から『適切なフォームの維持』『ペース配分』『コンディション調整(ランニング前後のケア)』の3つのポイントを押さえたランニング法を指導しています。
フォームの維持にはペース、体調や、脚・足の具合などのコンディションが関係し、適切なフォームが維持できると、ペースが整い、
良好なコンディションにもつながります」と話しています。

  • Q1
    ランニングの悩みがあれば
    お答えください
    ランナーの3大悩みは「フォーム」「距離」「疲れ」
  • Q2
    ランニングを中断したことは
    ありますか?
    約80%のランナーがランニング中断経験あり!
  • Q3
    中断した理由はなんですか?
    ケガや痛みなどの不調、疲れが抜けなくなったなど、体調面の理由も多い

    調査対象:N=200名(男女 各100名) 調査時期:2011年9月

調査結果

タイムが遅い人のほうがケガなどのトラブルが少ないイメージもありますが、全体と比較すると、タイムが遅い人ほど『ケガや痛みなどの不調』を中断理由として多く挙げていました(40.5%/対象サンプル数79名)。
タイムが遅い群にはランニング初心者の人も含まれ、フォーム、ペース、コンディションの3つのポイントをおさえたランニングが実践できていない人が多いためと考えられます。

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